2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
自分の仕事もモノクロームの作品が多いと思うのだが、観たい映画も今はモノクロが多い。今まで避けてきたわけではないが、ジョン・フォード作品はあまり見てこなかったので、今見て余りの凄さにのめり込みそう。モノクロはクロサワも言っていたが、物語を見…
アメリカの音楽雑誌「ローリングストーン誌」の企画「史上最も偉大なシンガー100人」を見ると日本との違いが大きい。選出にミュージシャンも加わっている。意外にカントリー歌手が少ない。 10位_ジェームス・ブラウン(ファンクの帝王) 9位_スティーヴィ…
映画「2001: A Space Odyssey」(2001年宇宙の旅/1968年作品)を見た後だと「スターウオーズ」(1977年アメリカ映画/日本公開は1年後の1978年)が子供版に見えるくらい、完成度は圧倒的。物語もそれまで見ていた「映画」の次元を超えて、見るモノを宇宙の旅…
28才の英歌手エイミー・ワインハウスが死亡→同年齢で死んだミュージシャン→ジャニス、ジミヘン、ジム・モリソン→もっとオッサンに見えたオーティス・レディング も27で逝去。→オーティスといえば「That's How Strong My Love Is」は良かった→ストーンズで知…
ポーツマスシンフォニアというのはプロでもなく上手くもなく、ふざけているわけでもないらしい楽団で、ベートーベンの「運命」なんかを演奏しちゃう。いかにもイギリスらしい楽団ですが、ジャケットになかなかのセンスを感じる。(20 classic Rockの裏面ジャ…
ガキの頃、スポーツと言えば「野球」「相撲」「ボクシング」が3大人気スポーツで、この3大スポーツは今では考えられないくらい人気があった。というか、この3つが大衆の憧れ。相撲はNHKだけじゃなく民放全チャンネルで同時生中継だし、ボクシングもほぼ各局…
ボクと同年代でロンドンのポストパンク世代のバンドWIREは、アメリカから飛び火したパンクがロンドンに元々根付いていた「反権威思考」がパンクの後押しもあって、より固い頑なな「反商業主義」と結びついたバンドだった。 1979年には新作輸入盤も時間差なく…
Working WeekはUKジャズシーンで80年代に大活躍した白人コンビと黒人歌手の3人組で、いろいろなゲストを盛り込んで大変盛り上がっていた。85年のアルバム「Working Nights」ダブルジャケットには1枚のアルバムと12インチマキシが付いていた。12インチにはナ…
ジュリー・ロンドンと言えば「クライ・ミー・ア・リヴァー」。ジュリー・ロンドンの声は、この曲の「クラ〜イ〜ミー」という時に甘えた様に聞こえた後、「リヴァ〜」で振り向かないで行ってしまうような女の動きが可愛い。決して凄く上手い人ではないし、演…
80年代に世界音楽(ワールドミュージック)の再発見(ブーム)が起こる。これは欧州・巴里などでアフリカや印度圏(パキスタンや印度)をはじめとして中米や辺境などに音楽の新たな指向性を求めたモノで、ロックの新機軸の素材探しのプロセスでもあった。 そ…
「スターウオーズ」シリーズ全6話。親子のつながりをテーマにしたこの映画は、毎年夏になると見たくなる。宇宙というキャンバスにはどんな夢でも描けた。 1977年公開初日にエピソード4を映画館で見た時に、原作のないこの映画の物語(ジョージ・ルーカスの創…
1980年の加藤和彦の「うたかたのオペラ」のLPを購入。バックバンドは(ほぼ)YMOで、当時は超大作3部作として大いに話題になった。加藤さんはトノバンと言われていた。イギリスのボブ・ディランとして有名だったドノバンみたいなビブラートがかかった声だっ…
パンクとかオルタナとかには弱いと言うよりこういう音楽が出てきた時に丁度大学生で現代音楽にハマッていて、Enoが「No New York」でアメリカのパンクシーンを紹介しなければ後のロンドンのポストパンクにも興味は抱けなかったと思う。Sonic Youthは当時僕が…
音楽雑誌「ストレンジデイズ」でゲルニカの特集をやっていた。女優であり歌い手の戸川純・作曲家で編曲家で元8 1/2元ハルメンズの上野耕路・画家の太田螢一のアートなバンド。今聴くと、上野さんの編曲の素晴らしさに圧倒される。あの伊福部昭の弟子である上…