2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
DAFはドイツのパンクバンドでシンプルなシンセを使っているのでシンセのバンドと勘違いされていた。ベルリンではなくデュッセルドルフ出身なので初期にはデア・プランとか、リエゾン・ダンジェルーズとかと一緒にやっている。アメリカのマーケットを意識して…
トルコから急遽ドイツ。伝説のバンドCAN。ホルガー・チューカイ大先生がいたバンドであり、ドイツのグレイトフル・デッドか?メンバーに日本人(ダモ鈴木)がいたこともある。70年代の映像を見ると、テレビ出演などもあり、ひなびた地方都市色も完璧で、まる…
先出のトルコ音楽続きで、トルコの映画スターでオカマ?でシンガーのZeki Murenのテープは1987年に買ってから一度もデッキに入れて聴くことはなかった。原因はそのジャケット。怖いモノ見たさで買ったものの、というか見たことない感じだったから。You Tubed…
1987年に仕事でトルコ旅行に行った際に買ったカセットテープを聴きながらキャプチャーしてiPodに。男性二人のジャケ、これはコーランというより物語っぽいテープになっていて英語とトルコの言葉が交互に出てきたりする。音源自体もかなり古く、デジタルに慣…
最近トリビュート盤というのは音楽業界でのひとつのジャンルとして確率したというか、ビジネス的な手法にもなった。実質的には昔からあったのだが、最初はライブみたいなイベントだった様に思う。例えば、フレッド・アステアの50周年に彼を慕う人が多く集ま…
ロス・ロボスはテックスメックス系アメリカのバンド。ヒット曲「ラバンバ」で広く名が知られているが、彼らはあの曲の100倍以上幅が広い。ロックではなくて完全なオルタナのルーツを持つ、過激な音作りをする。この2枚のアルバムは特に良くて(ミュージシャ…
先日NHK教育chで「武満徹と映画音楽」という番組を見た。武満さんは映画が好きで年に300本以上見ていたらしい。主に映画館に行って見るのだという。コンサートでの音楽とは別に映画音楽でも素晴らしい作品は多い。「乱」や「切腹」は僕でも持っている。映画…
夏休みと言うとすぐに思い浮かぶのは「昆虫採集」。品川の家の周りにはカブトムシなんかは見たことのある人もカブトムシくらい珍しかったので、紋白蝶にシジミ蝶しか採集箱には入れられなかった。一番好きだったのは「糸トンボ」。カゲロウに似てても元気な…
デルタブルースのキング、ロバート・ジョンソン。何とかのキングは黒人が多い。King of POPとか、King of Soulとか。その二方と並び称されるのがロバート・ジョンソン。シカゴに連れてこられホテルに缶詰にされ録音した、というジャケットになっているが、本…
[%7C] ホルガー・チューカイは凄いドイツのミュージシャンでホルンを吹き、60年代からテープレコーダーでデジタル編集をシュミレートした妙な音楽を作り、奇っ怪な生き物を連想させ、とぼけた空間をいとも簡単に作ってしまう音楽博士である。現在で言う音楽…
[%7C]エリック・バードンはアニマルズの後、あのWARと組んだ。アニマルズの同僚がジミヘンを発掘した後で全員黒人バンドのWARと組んだので、時代的な何か予感めいたモノが大きくあった。シングル「スピル・ザ・ワイン」はスマッシュヒットしたが、忘れ去られ…
洋楽を紹介するテレビ番組か、レコード屋主催のフィルム上映会かで見た大人の音楽のひとつがRod McKuen(ロッド・マッケン)だった。スコット・ウオーカーも歌っているから気にはなっていたが、貧乏高校生には外国以上に遠かった。図版は、ロッド・マッケン…
[%7C] ELPの「タルカス」オーケストラ版が吉松隆さん編曲により初演された。それがCDになった。それが面白そうと思う人は僕の周辺にはまったくいない。
[%7C] CDジャケットを作っていると、自分が仕事している場所がつくづくアジアなんだと痛感する時がある。例えば、この2枚のレコードカバー。どちらも30cmのLPレコードのために作られたもので、メンバーのポートレイトをレイアウトしている。この2点の写真(…
ワールドカップを見て欧州と南米のリズム感の違いがゲームのリズムになっていると感じた。クラシック音楽の発展形としてのテクノミュージック発祥のドイツと、その欧州から伝わった様式と元々の黒人音楽とのブレンドされた南米の音楽、の戦いという視点で試…