第一弾「DOOPEES」1995年
ジャケットのキャロちゃんが可愛いドゥーピーズの1stアルバム。ドゥーピーズ(DOOPEES)はヤン冨田さんのグループで、正確にはユニットとかプロジェクトでしょうか。六本木にヒルズが出来る前にあった「WAVE」(ウェイヴ)で話題盤1位になったCDアルバムです。キャロちゃんとはボクが勝手につけた愛称で、ジャケ表記は「キャロライン・ノヴァク」さんです。CDのカバーガールです。当時の「WAVE」は渋谷より数歩先のコレクションのお店でした。4階には「Store Days」という現代音楽のレコード&アートブックの店があり、週に1〜2度は行ってました。ちなみに、この「Store Days」は「WAVE」に移る前は、あのセントラル・アパートにありました。「New Art Seibu」のブランドの一つでした。「WAVE」のビルの地下には「Cine Vivan」という個性的な映画を上映することで有名な映画館もありました。

タイムマシーンに乗った様な音楽です。未来的、未来の日本的なサウンドを感じました。排気ガスを出さない未来の世界を連想しました。性別も年齢も越えた不思議な感覚があります。20年経った今でも新鮮さは損なわれていません。ニッポン的なポップの可能性を感じたました。

先日、たまたま見た映画「Shall we ダンス?」(1996年)の役所広司さんの娘役の女の子がキャロちゃんだった、とか、知り合いが制作したという事でこれもたまたま見ていた映画「tokyo sora」(2002年)にも出演していた、とか。仲村綾乃さんという名前だったのですね。

手前味噌コーナー#1
Sky PerfecTV プロモブック」CD&Editor:渡辺祐さん(現Do The Monkey)/AD:SUNTO /カメラ:三浦憲治さん/スタイリング:秦喜美江さん/1996年作
渋谷のセンター街での表紙撮影。他に恵比寿公園、世田ヶ谷のお風呂屋さん前、などで撮影しました。





2015.1.5