タケハナイチコさんの本

昨年末に閉店した淡島のレストラン「タケハ〜ナ」の竹花いち子さんが本を出したというメールを本人から頂いたので即注文。そしたらすぐに来た。お店で頂いた憧れのレシピの謎が次々と・・って感じで、見つつ読みつつ思い出しつつ。
サイズはB5版中綴じで、手作りっぽい表紙に中ページは全部カラー64Pという仕様。表紙上には「Since 1993.12.22 till 2011.12.31」と書いてあるから、あの素敵な淡島のお店は1993年に出来たのね。タケハーナ・レギュラー・メニュー「不親切なレシピ集」がタイトルだな。流石な佇まい。
竹花さんは料理人になった時に、ボクなどはビックリしてしまった人間だ。同じ年で同じ師匠。コピーライターの事務所にタケハナさんがいて、デザインの事務所にボクがいた。その頃は会う機会がなくて、ボクが独立直後の仕事で、初めて会って仕事した。
結局、コピーライターとして一緒に仕事したのはそれっきり。彼女がその後、いろいろな方面での活躍しているのを耳にした。歌詞やエッセイでも有名になり、1993年には料理になった、という訳ですね。数年前、その師匠の事務所関係の同窓会を企画してタケハ〜ナで催した。先輩に次は「いつやるの?」って言われたけど、それより何処でやりますかねえ。
文章も彼女が当然書いているのだが、流石に元は文章家。リズムが良いよねえ。すぐに完売しちゃうんだろうなあ、この本。