友人の死から1週間がたった。思い出すのは良い事ばかり。そういうものなんだな。ここ10年は年に一度会う程度だった。最後は昨年4月13日、一緒に横須賀美術館に行った。車を僕が運転、横須賀で名物横須賀バーガーが予想外に良い感じでハシャイで写真撮ってた。ま、こういうのは38年も見て来たので覚めて見てた訳だけど。美術展は後で「良かった。楽しかった。」ってメールが来てた。ハシャイで要求ばかりで呆れていたけど、良いヤツだなあ、と思って反省仕切りで今回のダメージが倍増していた。
そういえばヤツは「運動がまったくダメ」「趣味の話しはしたことない」だった。一般人の思う「老後の対策」などは全く持って現実感がなかった。それに、彼に会った人が「すごいエネルギーの超存在感」というのも、全くの逆で、うるさいが「目標を定めた敬虔な技術者で若干存在感が薄い」って感じを持っていた。生活感も不思議なくらいなかったなあ。ヤツは人間だったのか?ベンダーズの「ベルリン-天使の詩」の天使はコロンボ警部だったよな。ヤツも地上に舞い降りた天使なのかもなあ。