きまぐれアスペクトA面全曲 in FM

深夜のFMラジオ番組の話し70年代

「きまぐれ飛行船」(1974〜)
パーソナリティー片岡義男さん(作家)と安田南さん(ジャズシンガー)。オープニングのギターソロは、女性ギタリストのエタ・ベイカーの「One Dime Blues」という曲だった。後にブルースマンタジ・マハールがレコード化。

アスペクト・イン・ジャズ」(1973〜)
ジャズ評論家の油井正一さんの番組。油井さん当時レコード1万枚家にあって倉庫から玄関迄レコードだらけだったと聴いて驚いたが、自分が一時とは言えそれを越す量を持っていたなんて今じゃ信じられない。正確には計ってないけど、LPアルバムが3000枚、10インチ盤50枚、7インチ盤300枚、CD2000枚、ボックス物50箱、レーザーディスク5枚、それに自分が制作に関わったレコードが別にあり、それがLPアルバムが150枚、7インチ盤300枚、CD2000枚、ボックス物20箱、レーザーディスク10枚、ビデオ200本、それに雑誌に書籍と映画のパンフレットにポスターに・・。それが・・やめやめ。でも、玄関先迄には至っていない。油井サンはきっと整理よりも仕事優先タイプだったんだろうなあ。これでもかなりの「ダンシャリズム」でコンパクトになったが、保存したデータの形式が果たしてよかったのか?それにその作業は無駄じゃなかったのか?とか思っていたら、つい先日、やっと、昔データ化して破棄したレコードの音源を探してて役にたった時、データはチャンとしていれば、財産だと痛感したね。

小林克也さん
ウィキでいろいろ調べたが何故か初期の頃が記載なし。本人的にはマズい話しかもしれないが、ボクにとっては思い出深いラジオの体験話だ。
ボクにとって、小林さんと言えば、FM東京開局の公開イベントでの司会で「まだ大学生なんですが」で登場していた方だった記憶が鮮明。何度も行ったのでよく覚えてます。後々いろいろ知る訳ですが、その後のFM東京(現TFM)の深夜番組(ウィキにも記載なし)はよく聴きました。アルバム全部を流す番組でした。忘れもしませんが、キング・クリムゾンの「アイランド」(1971年)がリリースされた時には、A面全曲〜CFをはさんで〜B面全曲が流された。音楽的な衝動も大きかったですが、後年この番組の凄さを知る事になりました。直後「プログレの追っかけ」が始まり、レコード会社に出向く、のが始まりました。「スネークマンショー」や「ベストヒット」のだいぶ前ですね。