3日間の音楽家たち

坂本サトルさんと次のアルバムについての話。「いろんな事情を無視して言うと、タイミング的には『これが坂本サトルだっ!!決定版アルバム』を作りましょう。」に、メラメラ〜、火がついた様子。1999年にソロデビューする時にも、似た様な事を話した、みたい、かな、だな。
その昔、西麻布のクラブ、イエローでボクが企画制作したイベントで、デビュー前に歌ってみないか?って相談して決めた覚悟から15年、何が進化したのかを見たい。これはボクにも自問自答してるんだ。それにボクには彼に歌って欲しい事や、今歌うべき事もあるんだ、とか思ってる。

城下カズ君とアルバムのプロモーションの話。来週から次回作の準備に入る予定。彼が自分のブログで「来年は6枚のアルバムを発表する」って(勇んで)書いていたけど、関係者以外には意味不明だろうから、これに関しては近くアナウンスした方がいいか。6枚のアルバムじゃなく、来年はこういう作品を作りたい、というのがボクにはあって、それは大体イメージと試算が出来たのだが、雑誌みたいに定期的に出していって音楽とその周辺のイメージを発信して行きたいということなんだな。ミュージシャンから独創的かつ能動的に発信しているのはアンダーグランドだから出来るのだが、例え世界的なメジャーになっても経済的なスタンス優先ではなく、出して行きたい、という事なんだ。

名古屋のロックバンドSugar Saltの川島君と井上朋君と会う。つい先日バンドが解散。その報告にわざわざ浦和から渋谷まで来てくれた。最初に聴いた時に「良かったね」って言った。次を考えてそうしたと思ったから、敢えてそう言ったんだ。彼らとはまだ2年程の付き合いだけど、メンバーの人柄は充分に理解出来ているつもりなんだが、肝心の音楽に関しては、理解出来ていなかった。「リセットした方が良いね」的な提案はしていた。周辺の人達は彼らに何を求めていたのだろうか?ボクぁ、鬼になって欲しい、と思うだけだ。