一人旅をした人、しない人

レオナルド・ディカプリオ出演の映画では「ザ・ビーチ」が好きで、たまに見たくなる。「タイタニック」の時は高校生だったけど「ザ・ビーチ」では大学生(新人社会人?)になってる。自分のお金で旅に出た感じがする。(「タイタニック」もある意味そうか。)「ここではない何処かに行きたい」「楽園願望」から東南アジアのタイに行く話だ。これは世界中の青年は同じ様な心境になったよな。自分のお金で海外に行けるようになる前には、頭が大きくなっていて、噂では、というか好きなミュージシャンのインタビューとかで聞いただけの話で行ったみたかったのが、インドのゴア、スペインのイピサ、など。世界で一番美しいビーチはベトナムだ、とか、いやメキシコだ。ポルトガルにもあるという。今じゃ、スキューバやグルメのレジャー的な要素がついてまわるが、これは面白くないよな。
一人旅は若いうちにいろいろ行った方が良いよな。
ボクの一人海外は20代後半で、NYCだった。まだWTCが出来たばかりの時で、危険な都市no,1で凄く魅力的な街だった。ジャズクラブばかり行っていてクライスラービルとかはアールデコの部分だけ見ただけで、観光はしなかった。
着いた当日の夜に部屋に戻ったら自分のベッドに大きな黒人が寝ていた。「ザ・ビーチ」では白人のパラノイヤだったが、ボクの場合は呑気な人の良い黒人だった。翌日に友人にライブ会場で置き去りにされ、帰り道ではピストル発砲を何度も聞いて、しきりに救急車とパトカーが走ってる。翌日に部屋で水道管破裂などがあり、飽きなかった初NYCだったが、それから一向に(ジュリアーノ市長以降かの)NYCには行く気がせず、その数年後取材で3週間のロケで置き去り友人と大げんかしてからは本土は西海岸と南部しか行かなくなった。