デザインとは計画そのものだ

今までと違う分野で動いていると予想外な面白い事が沢山起きる。少し前までは「先ず予算」だったが、今ではあらゆる人が「とにかくやってみたい」と言ってくれるから、言われた方は責任もって考えなくちゃいけない。
昨日発足したレーベルには多くの協力者がいてくれているのが嬉しい。だけど、まだボクが何役もこなさなきゃいけない。今のところ、P(音の責任者)、AD(アートディレクター),GD(デザイナー〜ウエブマスターにデザインを渡すのも役目),AE(アカウントエグゼクティブ)、MD(マーチャンダイジング=物販や通販の制作や管理)、AR(アーティスト・リレイション)もやってる。
来月にはアルバムでたら、放送局へのアプローチだ。知り合いで放送局運営している人には是非に相談したいし、プロモーターには早期に何かイベントの相談も。ついでに言うと海外のイベントにも手を出して行きたいなあ。30年前にに社会主義の国で開催しているデザインコンペに出すのが「出来るデザイナー」の恒例行事だった。給料やボーナスを全てつぎ込んで作品を作って、海外にエントリーするのはもう大変なのだ。大賞を取ると約100万円くらいでるんだが、社会主義国は国外に持ち出せないから現地に行って表彰のついでに何か買ってこなくちゃいけない。ボクの同僚や先輩も沢山受賞したけど、今じゃ誰も覚えていない、その程度の事なんだけど、これがデザインではなく音楽になると話は別だ。
ムーグのテクノイベントやグラストンバリーなんかも夢じゃないと思ってる。最初はSXSWか。テキサスのロックのイベントだ。10年前に行ったが、凄い。オースチンの商店街(みたいなストリート)全てがライブハウスになる。500以上か。出れないバンドはストリートでやったり、大型トラックで乗り付けたりする。お祭りでもあるが、商売のマーケットでもあるのだ。仕事で行ったが、客で見た方が絶対に楽しいだろう。
つまり、アルバムが出たら何でもやってみたい、というのが心情だ。そのためにも来年は5〜6枚はリリースしたい。後先考えている暇はない。アイデアは既に出揃っている。試算も大体出来た。大まかなのが肝心だ。無理矢理でなければほぼ上手く行く筈だ。