良い人と言われる前に、出来る人でありたい。

最近はドラマの主人公も割に凡人が多く、そういうところからも今の時代を感じる。可もなく不可もなく、って生きて来た時代によって意味が違うから一概に言えないけど、「オレはこう思っているんだ、オマエはどーなんだ。ハッキリしろ。」が基本だったのが、ボクの中学〜高校迄で、大学の頃には、何だか、時代が覚めて来て「熱いのがウザイ」みたいな空気が流れ始めて、バブルが来て、それまでの「覚めた東京人」に変わって「熱い東京外の熱血漢物語」が広まって来て、20代前半の自分も「面白くなって来たぜ」だったんだけど、業界別バブル状態が発生し、あっちは羽振りがいいけど、こっちは先ほど落ちた状態になってしまい、仲間意識に微妙なズレが生じて、ここで、友人関係にも大きく影響。この時代感は、東京対東京外の同時通訳と分析出来ていないので、まだ極めて少数派しか話が合わない。(笑)
なので、テレビ見ても駅で人の会話を垣間みても、皆「法的に問題のない様な差し障りのない会話」にしか聴こえないなあ。家に来る宅配便の運転手兼配送主任も「問い合わせはこちらに」と言って、配送した会社を言うばかりで、「本来はオカシイでしょ?」も通じないのが一般的だ。
ネット入稿のポスターの印刷業者から「10日に発送します」では「いつ着くのかわからない」で、メールをよく見ると「配送状況がわかります」と書いてあるが、「いつ家に届く」のかは書いてない。いろいろな状況で遅れるのは理解しているのだが、相手が引き過ぎちゃっているから可哀想だ。荷物を運んでいるだけで、大事にしようとはしてない。「ちゃんと梱包してあれば大丈夫」とはえらい差なんだが、こんな事を言うのはもう頭が可笑しいんですよ、って友人に言われた、ああ、親切な友人よ、年とっても仲良くしてような。おい、返事しろ!馬鹿っ!