ミックスとリミックス

パソコンで音楽を作るのを今ではDAWと言う。少し前迄はDTMとか言ってた。今迄専門じゃなかったが、今はそうはいかない立場になったので勉強&精進の日々。
デスクトップミュージックがデジタルオーディオワークステーションに発展し出来る事が大きく変わった。と現場的に理解しました。なにしろ日進月歩の作業環境だ。明後日は違うかも。
マシーンで音が進化し〜音楽がマシーンを進化させる。人は新しい音しか興味を示さない。昔の音が好きという人は聴いていれば良いので、作る側になるとこういう感覚が鋭角になる。前にDJでサウンドリエーターだったエイフェックス・ツインがリズムはどれだけ早く出来るか?なんてやっていたのが1998年頃で、すでに早過ぎて踊るダンス曲ではなくて、ドーパミンが要求しているだけで、今ではそれより遅くなっているのが現状と思われる。
Kazu Shiroshitaの音楽制作も終盤に。マスタリングして完成だ。ミックス作業を経て作られた音楽がほぼリミックスされているのが、DAWの特徴だろう。
今や、ミックスとリミックスも作業上区別もたいして意味がないかもなあ。理想的には、ミックスはコミュニケーションの立場で考えれば製品。リミックスは改造品だ。DJがダンスのために音源を勝手にいじるしかなかった方法が、「窮鼠猫を噛む」的に反逆した音楽の手法だと思ってる。(DUBが良い例。)なので、順当にいければミックスを完成させて、リミックスは他人にやってもらうのがいいんだろうけど、Kazuの場合は、リミックス・アーティストでもあるのでこの点が混在している。その面白さを感じられるアルバムがやっと出る。今日は最終視聴トーナメント第1戦目。