小泉さんキレイすぎ。

明日でNHK朝ドラ「あまちゃん」最終回。1日14分が週5回で半年で156回、計2,184分。90分の映画だったら、24本分以上だ。24連続映画に毎日付き合わされたわけだ。視聴率という不確実な数字よりもこの時間を見たという方が凄いと思うけどな。オラが見始めたのは7月になってからで、もう既に小娘は訛ってた。
最初から映画24本分と決まっている訳だから、やることが桁違いだな。凄いキャスティング、小演劇に近いスタジオ美術、ロケとのギャップのないロケ照明、大げさな演技、マンガ的な展開、日本映画のエッセンスの散りばめ、芸能界への皮肉と羨望、舞台役者の時代、などなど、見るところが盛り沢山でテンコ盛り。約2000万人をいい気にさせる技の一番のポイントは、「今旬なモノを扱う」ということなんだな、それでいて「本質から少しずらして、典型がバレない様にする&超個人的なエッセンスを盛り込み、感情移入にメリハリをつける」など、手の込んだ手法も、それほど会議を密にやってきてない感じがする。
東北が舞台の中心だったけど、非常に作り方は「東京的」だった。これは説明が難しいけど、先日You Tubeで昔のコントを見ていてそう思った。井の頭公園で、竹中直人温水洋一片桐はいり、ビシバの住田等がほぼ即興コント「ボン」とか、「そっちの方がスゲェ〜 」とか見ていると、東京的ナンセンスなコントなんだけど、「あまちゃん」はこれを改良して全国向けにしている手法を感じるな〜、という話でした。
花嫁衣装の小泉さんはキレイだったなあ。かつて元彼女のご亭主から頼まれて「結婚報告DM」(あの有名な写真だ!)だけ作らせてもらったけど、花嫁姿は初見。実にアイドルそのもの。まだまだ現役ですね。DMは今じゃ個人的な歴史回想印刷物になりました。@_@