単なる気のせいではない

毛虫を見ただけで痒くなるのは「気のせい」とは言えない。毛虫は驚いたりすると毛を体から攻撃的に発砲する行動があり、その毛が刺さるという。毛虫にもコンディションがあり、状態や温度などでも違うようで、しかも毛虫の種類によっても違う、らしい。こういう研究は実証例でしか検証されず、昔の人の言い伝えの方が確率が高い様に思う。
昨日も庭で毛虫の糞の落ちる音。庭の木に成虫が植え付けた幼虫が大きくなり、葉を食い荒らすその音だ。小さいうちに駆除する計画。薬を使うのだが、これも体についたりすると影響がある。痒くなったり、かぶれたり。日中の暑い頃や人にかからぬ様にしなくてはならない。
別な件だが、先月、サボテンの小さなトゲが抜けず我慢してた。先月腫瘍の簡単な手術をした際に一緒に見てもらえばよかったものを、である。小さなトゲを印刷用の超拡大ルーペで発見したが、小さ過ぎて先端の鋭いピンセット(プロ用だ)でも取れず、放っておいた。今では指全体に皮が剥けてただれて来た。
小さなトゲや毛虫の毛で体調が大きく崩れるのが、「根性が足りない」というのは、今や原始的な恫喝であり、「そんなことねえべ」とかも勉強不足の「戯言」である、と心がけようね。