大人の考える事か?

某雑誌のプレゼント当選者数水増し問題で、少し前に似た様な事を経験した。
映画宣伝グラフィックを制作中、プレゼントのひとつ「クオカード200名様」の表記について配給会社の部長に聴いてみた。すると、その部長「プレゼントなんて送る訳ないでしょ。きみ〜。」ってアッサリ言われて驚いた。「半分ですか?」「一枚も送りませんよ」って妙に自慢げに言う。その部長はボクより10才も年下で、広告そのものに対する知識がなるでない事がわかった。その部長はボクに対して「わかってないなあ」って顔をして、合法性を説明するが、自分が何も知らない業界風に振る舞っているだけの人間であると説明している様な物で、「応募する人だって知ってますよ。」「君も大人になりなさい」とも付け加えてくれた。この部長は仕事をしているのが楽しんだと思う。まだ間違えに気づいていない。
映画に従事しているだけで楽しいんだろうなあ。きっと自分で映画を作っている訳ではなく、担当になった作品に愛があってもなくてもヒットさせる醍醐味に溺れちゃったんだなあ。
俗に言う「つまらない大人」ってこういう人なんだなあ。いや、修行が足りない。