不明な部品はボクが忘れただけ

整理家である。整理しないと何も出来ないかも。貯まったビデオやレコードの整理は既に終了したが、まだ大量に残っている。これはボクが死んだ後、大量のゴミとして扱われるのであろう。中にはそれなりの価値のあるので、何かに書いておこうか。嫌、我家の息子どもはほぼ調べてあるかもなあ。
それら以外にも、我ながら妙な物が集まっている。でも、捨てられず残ってしまった。いろいろなモノがあるが、某コレクターみたいに「機内食の爪楊枝のコレクション」みたいなのはない。けど、旅行関係は面白いんだよな。航空券は全て30年分あり。絵はがきも良い。国別貨幣はトランジットの釣り銭はその国のだから使わなくちゃダメだったんだけど、残ってしまった。30カ国程度あるが、EU統合国のはゴミか?デザインの資料としてとっておこう。(こうやって増えていく)
それらメジャー品(?)とは別に多くの「小遺物」が残ってしまった。息子どもが呆れる、であろう「何コレ?」は「不明な部品コーナー」である。今迄、工具箱にあった物を整理して出てきたもの、家中に散在していたモノを一同に集めてみた。意味不明の部品は形が面白い。
そもそも部品とか部分とは面白い。使っている時や分解した時には覚えていたが、忘れて「不明」になる。いや、覚えている方がヘンだ。覚えていたい、とも言えない。でも、形には意味があって、その部品を作るだけでも相当な労力に予算もかかっている。もの凄い大量生産されている筈だし、日常的に僕らの生活の中を通過している部品なのだ。
記憶の奥底(海馬あたりか)には何らかの感触が残っていると言えなくもないので、「愛おしさ」があるように思う。



家にあった硬貨1枚。見た事のある文字だ。マケドニア?で、調べたら(これがすぐにわかっちゃうからなあ)ギリシャの硬貨らしい。どこぞのトランジットで入手か?アンカレッジかコペンハーゲンか?あっ、イスタンブールかも。