録音も日課のひとつ

二日連続の雷で今度は充電済みICレコーダで録音出来た。ヘッドフォンでレベルをさぐり、落雷の瞬間を待つ。閃光と同時にレコーダに大きなノイズが入る。雨が降る前に風が強くなり、雷が響いてしばらくすると雨の音。ドラマチックな時間の進行。
何のために録音しているかは不明。いつか形になるかも。花の水彩画から雷がなるとか?
録音は音楽の一要素だと思ったのは、Tom Waitsのレコードだ。ボーカルを敢えて感度の悪いマイクを使用し、しかもゴミ箱の中に入れて録音したりしてた。どこかで聴いた様な、それでいて何か新しい感触が。「聴いている人を夢中にさせる音」だ。
それからJohn Zorn。ライブで脚立がステージに置いてあり、マイクも縛ってある。ハンマーみたいな金属で脚立を叩くとマイクを通して爆音。従来の楽器にはない不思議な音。ピアノの内部にマイクを入れたり、口の中にマイクを入れたり、も、あったなあ。
「奇をてらったギミック」というより、音の作り方に切磋琢磨している様に思える。そういうアンダーグランドの音楽に興味を持ち始めた事で、ボクが単なる音楽ファンとは違うスタンスを確実に手に入れる事が出来た様に思う。
ヘッドフォンから「ハアハア」という荒い息が聴こえた。我家の愛犬が雷におびえてボクの足下に隠れていたのだった。
今度、録音してみたいのは、大雨が降った時のマンホールのエコー。あれは前から気になっていた。それから工事現場のいろいろな回転音やハンマービート。

二日連続の雷で今度は充電済みICレコーダで録音出来た。ヘッドフォンでレベルをさぐり、落雷の瞬間を待つ。閃光と同時にレコーダに大きなノイズが入る。雨が降る前に風が強くなり、雷が響いてしばらくすると雨の音。ドラマチックな時間の進行。
何のために録音しているかは不明。いつか形になるかも。花の水彩画から雷がなるとか?
録音は音楽の一要素だと思ったのは、Tom Waitsのレコードだ。ボーカルを敢えて感度の悪いマイクを使用し、しかもゴミ箱の中に入れて録音したりしてた。どこかで聴いた様な、それでいて何か新しい感触が。「聴いている人を夢中にさせる音」だ。
それからJohn Zorn。ライブで脚立がステージに置いてあり、マイクも縛ってある。ハンマーみたいな金属で脚立を叩くとマイクを通して爆音。従来の楽器にはない不思議な音。ピアノの内部にマイクを入れたり、口の中にマイクを入れたり、も、あったなあ。
「奇をてらったギミック」というより、音の作り方に切磋琢磨している様に思える。そういうアンダーグランドの音楽に興味を持ち始めた事で、ボクが単なる音楽ファンとは違うスタンスを確実に手に入れる事が出来た様に思う。
ヘッドフォンから「ハアハア」という荒い息が聴こえた。我家の愛犬が雷におびえてボクの足下に隠れていたのだった。
今度、録音してみたいのは、大雨が降った時のマンホールのエコー。あれは前から気になっていた。それから工事現場のいろいろな回転音やハンマービート。