29の次の次

来年の2月13日に独立30年目、だって。ジックリこの「30」という数字を見ると、1、2、3〜28、29、30という長さの「前」と「後」がじんわり滲み出て来た。
「30」の前の「8」(助手時代)には、前半の「5」と後半の「3」がある。「5」=見習い〜プロ意識が出て来て〜同世代にライバル心〜方向性絞る、という時期だった。次の「3」は、独立を意識した時期だ。通用するのか?の時期。ここは一番深い時期で、何もかもがカオス状態だった。
山登りで例えれば、「30」の時期は「山を登っているだけ」で、基本楽しいんだけど、その前の「3」は蒼い時代だ。目指す山が決まって「あーでもない、こーでもない」の計画時期であり、鍛えていた時期か。その前の「5」は、色も形も定まっていない様な、基礎体力を作る時期か。
もっと言えば、「5」の前もある。つまり学生時代だ。小学校で水彩画〜中学校でデザイン〜高校でプロを目指し〜大学途中で潜り込んだ、というのは多少の違いはあるものの、ほぼボクの様なプロは似た様な経歴なのではないかなあ。
「30」の後は、企業の人ならもう辞めちゃうのか?今迄『イヤだな」と思った事がないから、これからも同じ様にやって行くんだろうなあ。後の「20」もいろいろな事やっている様な気がする。