夏の青い空

最近良く図書館を利用する。ネットで予約〜限度枠の書籍3冊・CD3枚が貯まると、メールで通知〜図書館に行く、という流れ。ネットを使わないと損なのがよくわかった。
今週は、CDはストラヴィンスキー関連を3枚と書籍は「武満徹対談集」と「如月小春は広場だった/60人が語る如月小春」の2冊を借りた。
現代音楽家・武満さん(1996年65才で没)の対談集は楽しかった。対談相手は、13人。黒柳徹子杉浦康平ジョン・ケージキース・ジャレット寺山修司にデイビッド・シルヴィアン、それに大竹伸朗君も。文章で感じる武満さんはテレビと違って少し柔らかい。新しいことへの興味も素直。
現代演劇家・如月さん(2000年44才で没)とは、マキシシングル「Neo Plant/Koharu Kisaragi and Ryuichi Sakamoto」の制作で関わった。友人のカメラマンのオズボーン氏の紹介〜レコードジャケット制作へという流れ。忘れていた事を思い出した。如月サンから連絡があって、「私も被写体になっている坂田栄一郎さんの写真展に行くのですがご一緒に?」で会場外で待ち合わせして、中に。いろいろな有名人が参加していた写真をボクが坂田さんとの知り合いでもあり、中身を良く知っていたので解説した、という日があった。
夏の青い空を見ると故人を思い出すのは、「青」の色が原因だろうなあ。「赤」だと違う。