夏と言えば勉強だ

夏休みといえば、勉強だったなあ。今でもそうだ。今年の夏は、音楽家カズ君の作品制作が佳境。プロデューサーとしては、作品性とブランド感とタイミングと人間関係と経済性と。やること、というより考える事多し。シングルのPV撮影にネット販売やプレス資料などを作らなくちゃ。
海での撮影は夜明けに終了するのがベスト。ネット販売は行動派営業係長のカズ君に任せ(^_^)、制作部部長はプレス資料を念入りに作る。ジャケットもそろそろ作り込まなくちゃ。お金をかけたジャケット撮影だが、お金がかかったからと言って使うとは限らない。そういう貧乏臭い事はしない、と肝に銘じる。「良い作品を作れば何とかなる」と思い込んでデビュー作は作らないとな。カズ君はパフォーマーとして本物になるのはこれからだけど、曲作りは多彩で器用だ。アニメやCFなんかは簡単に出来ちゃう。一日1曲は演奏も込みで出来るんじゃないか?なので、毎日は無理として、来年からは毎月シングル発表を決めた。詞先(しせん=詞が先)か曲先(きょくせん=曲が先)かは曲によるが、半々が良いかもなあ。これと平行して、「組曲」作りもスタートする。これはボクが作る絵イメージから音イメージを作って行く。いわば、アニメ曲のシュミレーションだ。ただし、かなり官能的で日常科学的だ。(今のところまあ、出来たら発表だ。)
自分のこの夏の勉強は、去年と同じで「お絵描き」だ。2001年から始めた絵も随分描けたが、何も完成しない。つまり、納得しないのだ。もう一歩なのである。
有機溶剤と油性と水性の「反発乾き仕上げ」から始め、コラージュ〜パステル〜クレヨン〜フエルトペン〜墨〜筆と箸など、如何に「描かないで絵を描くか」がテーマである。周辺の人には出来るだけ見せて面白がってくれるのだが、他の事を一切辞めないと絵が描けないのがわかった。他の事をしちゃダメなんだな。美味いモノを喰って、言いたい事を言って、やりたい事をやって、行きたい場所に行って、好きなモノばかりに囲まれて描かないとダメだな。これが勉強だな。