アイドル

AKBの柏木さんがソロデビュー。で、ついでに「アイドルとは?」について考える。
友人曰く「キャンディーズが元祖である。」という。彼はこれを約30年言い続けている暇な奴だ。今迄働いた事がない純正「おボッチャマ君」だ。芦屋のボンボンらしいのだが、アパートの小さな風呂は嫌だし、銭湯は不潔、とか言って風呂に入らない奴だ。夏等は臭い。実家に風呂に入りに帰る奴だ。その彼は、自称「アイドル研究家」で、相当な筋金入りだ。
つまり、「アイドルとは何処から見てもアイドルなのがアイドルである。」で「ピンクレディーはアイドルではなく、アイドル風タレントだ。その後を見ればわかるだろう?」ともっともらしい事を言う。確かに、可愛いだけではなく、性格やアイドルとしての100%の覚悟がある人なんだろうなあ。そういう意味で柏木さんも純正アイドルと評価出来る。「アイドルは、トイレにはいかない。人前でアイドルでなくなる時もない。モノを売ったりしない。」と、ココ迄聞くと、完全な妄想であることがわかるが、そもそもアイドルというのは「偶像」で、実態ではない訳だから、「生活感」が出ないというのが、見る側からすれば、絶対的に必要なんだろうなあ。
アイドルに夢中というのはそういう「現実を忘れたい=現実逃避」なので、逆に沢山出てくると問題なんで、現実を知った方が良い=ピンクレディーとなる構図が確かにある、ってことなんだろうなあ。
社会の現象の象徴と思える。実は怖い話なんだよねえ。大人は嫌だねえ。「お婆ちゃんになってもアイドルでいたい。」って言う柏木サンは偉い。