水風火

雪、氷、雨、雲。海、川。植物、人。血。水。あの「津波」以降、「水」への意識が身体の中を循環している。前にも書いたけど、この世で最も不思議なものが「水」だ。一体どこから来たのか?立花隆さんの「川の水の流れ、つまり水の力学を解明出来れば、『神という実態』の手がかりが〜」という一説を思い出す。
木星か火星かの映像を見ても思い出す。人間の古代の記憶か。DNAは何故に生物を乗り換えて生き残るのか?
「水」にはイメージがない。イメージとは具体的に示す何かを指すのだから、まだ誰も水を理解し得ていない、ということ。川を流れる水のことではない。
では、「風」は何か?「火」とは?「光」とは?
「心技体」とはグラフィックデザインと分野にもあると思う。自分のことはまだわからないけど、既に鬼籍にはいった先輩の人柄と作品を思い起こすと、ある先輩は「火」であり、またある先輩は「光」だった。「水」じゃあない。「心技体」が実感として自他共に悟れるのは年齢的には、50位か。
ボクの思う実感は「水風火」なんだなあ。