映画は今迄何本作られたのか

若いカメラマン「今見ておくべき映画10本教えてください。」
デザイナー「よくある雑誌の企画みたいじゃつまんないよなあ。」
若いカメラマン「ベタなのでも結構。」
デザイナーはさらさらと5本位迄は出てきたが後は詰まり気味。資料と併せてここに10本。昔の作品が好きなのね、と言うかもしれないが、今の映画より面白いから見てみてみいな。
1_「無法松の一生」(阪東妻三郎版)日本映画の面白さはここにある。
2_「12人の怒れる男」(ヘンリー・フォンダ主演)ひとつの部屋の中の会話なんだが、言われなきゃ気づかない。
3_「20世紀の記録」(新堀利明ナレーション版)20世紀は戦争の歴史。
4_「クストー沈黙の世界」現実こそファンタジー
5_「道」(フェリーニ作品)役者・物語・カメラの3拍子揃った名作。
6_「スターウォーズ」全6作品を製作年順に見る。豪華な映像・的確な編集。映画館で見る映画。
7_「ガリバーの宇宙旅行」(東映動画宮崎駿さんが若い頃に関わっていた完全フルアニメ長編。嘘みたいに上品なアニメ。
8_「13 ザメッティ」(グルジア出身監督フランス製作)恐怖のゲーム。アメリカ製作版は未公開。
9_「Le Mystere Picassoピカソが絵を描くのを見るという作品。とにかく凄い。
10_「レスラー」ミッキー・ローク主演の2007年作品。アメリカ演歌の世界。
2001年宇宙の旅」「真夜中のカーボーイ」「民族の祭典」のように素晴らしい映画は山ほどある。日本映画・西部劇・ドキュメンタリー・音楽家記録映画などなどもう一度見たいのも始めて見るのもまだまだ沢山あるので、「10本に絞る」というのは無理だなあ。

Le Mystere Picassoではなく「Picasso Paints on Glass」