レンタルも平気な年頃になった

代官山蔦屋書店のCDコーナーは従来のレンタル屋を超えて充実した内容で僕らの様なマニアも嬉しい。洋楽の充実度は凄いし、外盤も多い。一度しか聴かない様なボックスもレンタルできる。ジャケットも手元に来るからじっくり楽しめる。CD5枚買えば15000円のところ一週間以内に郵送返却で1200円。郵送物の配達状況も心配ならネットで追走出来る。店内にはある程度詳しい専門分野化もしてるし、朝は7時に開店(レンタルは9時から)夜も夜中迄営業している。今のところ文句はない。LAにありそうな展開が代官山に、というところか。
先日もバロック期のフランスの作曲家「シャルパンティエ」のミサ曲を探したら、結構あったので、貸し出し可能な10枚全部を一気借りした。ここ数年聴いているギターリストのアルバムもほぼ全部揃っていた。ただし、ひとつだけ問題というか文句をつけたいのが、検索方法だ。店内に設置された検索端末は台数も利便性も申し分ないのだが、日本語入力なので、母国語で何となくしっている表記を思い出しながら探しているマニアには辛い。外盤を期待して探すと併せて日本盤が出てないと意外に難しく、最初から諦めてしまう。
ミヒャエル・ハイドン(弟)の「ミサ曲」を探したい場合。ハイドンと言えば有名なのは兄貴の方なので、弟には名前コーナーがない。(悲)割に評価が高い「宗教曲」で括られていればそこを探すのだが、通常は人物か、アルバム名で探すので、無い場合はお手上げ。この店の強みであるコンシェルジュに問い合わせるしかない。探して集中している時に人に聞くというのはマニアには結構な抵抗感があり、相手の態度に寄っては二度とその店には行かなくなる、ということは知っている元マニアが対応してくれると嬉しい。
元々の「代官山大人計画」の一環で、これがアンテナショップとして成功すれば全国展開になり、ある意味活用出来る有料図書館の様になってくるとさらに良いのではないか。多分そうなっているんだろうなあ。