何故、と思うことが人間的

人は何故生きているんだろう?何故、生まれてくるのだろう?何故、人を好きになったりするのだろう。考えると不思議な事ばかりで、考えない方が楽だと思いつつも、ある事があってからは、そうも言っていられない、と今生きている。
中学2年生の頃だったか、自分では品川区一番で頭の良い人間だと思っていたけど、我が家を始め親戚でも近所でも、それに学校や塾でも(塾は週4)『君は偉い人になれないし、目立たない地味な人間だ。』という様な事を言われてきた。被害妄想ではなく、当時テープに入れておきたいほど鮮明な音声で記憶している。言い方は多少、自分の都合のいい様に修正しているものの、大きくは正確だ。
つまり、「偉くなる人、偉くなれる人」とは予め「偉くなる」とか、「偉くなれる」とか言われない人だとわかった。多くの伝記や自分がそれまで聴いた、少ない知識でそう思ったのだ。自分には「偉い人になる暇はない。それより面白いモノを作れる人になりたい。」
何故「自分が頭が良い」と勘違いしたのか?これはその頃に皆そう思うモノだとわかったし、そうした「成長期に肉体を精神が超える時期」に生理的に思うものだ。ボク以外の人も多くそう思った筈だ。そして、その頃に「すべての人間やモノや宇宙や時間や知らない場所の出来事〜何もかもがわかった」のだった。「わかったような気」ではなく、わかったのだ。それを最初の頃は友達や先生に話すと馬鹿にする訳だ。相手にしないは最初からわかってる。「思っちゃった人」はそこから、得意分野みたいにいろいろな方面に分かれることになり、「何か」を為し得て行く。それが「生きて行く意味」だ。それを経験をすること、とも言えるし、それらを乗り越えることとも言える。
それと同時に「見えない大きな力」を感じる筈だ。僕らは一人で勝手に生きているみたいに思えるけど、実は地球という全体の一部でもある訳で、その中の淘汰や変化に対応できない。
生きている間に楽しむ事は、自分が楽しいということではない、人が楽しいということだけでもなくて、地球にも楽しんでもらいたい、と頭をよぎった昨日の夕方でした。北海道産の新米が炊きあがった時頃かなあ。

ボクの言う各分野のひとつ。「ギタリストとは人種である」という映像2編

血液の流れる音がビートを刻んでる。そんな感じの二人。性別はそれをどう表現できるか?というクイズの質問だ。