問題は作られる

中国の領海問題は聞こえてくる発言にいろいろなモノが隠されている。中国はフィリピンとも同じような問題が起こっているし、経済的なバックボーンもあって勢力を付けてこれからもこういう問題は増えることは考えられる。覚えているだけでも、海洋資源の可能性が噂されてきた随分前からだから、レアメタル以外にもあるのではないかと推測できる。日本でも昔から天然ガス埋蔵が石油の数万倍だか、今回の日本海側で発掘されているオイルシェールなんか以外にも可能性があるやもしれん、とか可能性を探りつつ、と良いながら動かなかった間にさっさと行動した。更に中国の凄いところは、(昔から言われているが)徹底して国土を全て住居と生産地にしてしまうことだ。これは森などの「神秘」を作らないことだ、と言われている。
3年前に亡くなった友人は某大手自動車メーカーのエンジンの開発者で、死ぬ随分前にボクにこう言っていた。「今開発中のエンジンは30年後に出来上がる予定。つまりボクはこれが見れない。」最初は何のことかわからなかったが、同時に二つのことが最近になって判明した。
国という枠組みが必要なのは、矛盾をかかえながら人が夢を見ているからだ。未来だけじゃないし、確実に過去への夢もある。石油の元の原油なんて数億年(つまりナニもわかっていない)の前の化石だ。これをただ便利だから使うというのも問題なのではないか。