「不足」のバランスが「必要」

何もかも充足している子供が育った時に、将来何かに成りたいという強い欲求みたいな願望が生まれるのか?ある程度僕らの時代にもいわれてきた事だけど、これほど迄に恵まれた環境は今迄、大げさに言えば有史以来なかったのではないか?と思いたくなる程充足している、と感じる。
何か不足している状況から、「こうしたい」「あういうものになりたい」と、実現する事は大事だ。
完全な社会はあり得ないから、いつも何かを建設中なのだけれど、人らしく生き生きと生きて行くには「不足」から、始められるのが幸せだと思う。