デザイナーに必要なのは毎日の訓練

絵をたくさん描くのが今の目標。一日数点描いている。思えば、実家が画材文具店だったので、小さい頃から絵を描く環境があった。生まれる前に死んだ叔父が絵描きだったので、祖父の部屋に飾ってあった絵を毎日眺めていたのは自分でも不思議なことで、別に良いとは思わなかった「花瓶に花」を眺めていた。「何故花を描くのか?」「花が何故にあのような曖昧な形なのか?」「写真に撮るじゃ駄目なのか?」「自分だったらもっと薄い色かもなあ」とか言っていたのかもしれない。両親は小学校にも言っていないボクに近所の画家の家に水彩画を習いにいく様にした。当時は「習い事」に行かせるのが「はやり」であって週に4日は何かの「習い事」に行っていた。小学校2年頃には、彼岸に神社に飾る灯籠絵をボクが描く様になった。
水彩を描いている時は楽しい。いろんな絵の具を組み合わせて使うのも楽しい。描くのも「筆」とは限らない。
今週は少しサイズを大きくして描く予定。故・石岡瑛子さんの「デザイナーにとって大事なのは毎日の訓練」という言葉に反応しているのかもしれないなあ。