キンサク


水彩と言っても、いろいろあるのである。小学校で使うのは不透明水彩。グアッシュというポスターカラーと同じで、乾いた上から色が重ねて着色する顔料絵の具。透明水彩は薄く色を重ねる。よくスケッチなどで鉛筆で描いた実景に色を付ける絵の具。下の絵柄はキレイに残る。これだけじゃあない。水性アクリル。これはただの水彩と違い「盛れる」油絵の具の代用品だったが、いろいろな素材に着色可能で油より乾きが断然早いし、耐久性が良いので様々な用途に発展した。古典と言われるインク。カラーインクは水彩絵の具よりキメが細かいので水彩絵の具とは違う繊細なグラデーション。色数も多いし、海外の瓶製品は見るだけでも楽しい。これだけじゃない。水性ペンは描いた後水で解けるからこれも上手く使えば絵の具だ。それに、染料。売っているものも多いし種類もある。絵の具として使うと面白い。これは自然のモノを使うのも面白い。例えば「栗」。栗などは茹でた煮汁は最高の染料だ。紙に浸すもよし、シャツなんかも良い。ただし特性があるものは肌に影響するものあり。こういうのを身を以て研究する事自体に意味があるから、何でも試してみよう。まだまだあるのであるが、今日はここまで。
水性ペンとダーマトグラフとカラーインクと色鉛筆で作ったのがコレ。まだリリースしていないのでここだけの秘密。ガバメントの様な微塗光紙かマット紙に印刷したかったがインディーズだとネット入稿なので出来なかった。嫌、出来る範囲でやればいいのであるが、インディーズは部数が少ないから紙は良いのを使っても金額は大して変わらないのだが、最近は皆業者が面倒くさがり&手抜きが多く、利潤ばかりの守銭奴なので(やや言い過ぎ?でも好きで印刷やっている人は今や皆無。カッコ内なのに話はそれるが、大学時代にバイトで印刷工場に勤めた。皆すごいプロ。大きな工場も小さい工場も。)上手く紙が使える様に教えてあげよう。今日は学校の先生みたいだったなあ。