夏フェス

昨日は多摩川で花火?成城まで聞こえた。花火大会は水族館と同じくらい好きだった。北海道まで見に行ったこともあった。最近はしばらく行っていないけど、行っていないのは花火だけじゃない。夏フェスもディズニーランドにも行ってない。
夏と群衆、で思い出すのは69年のウッドストック。外国のフェスの話。1994年と1999年にもあったが、あまり細かい話はしたくないけど、本質論として敢えて言うと、最初に企画したイベントとそれを懐かしんで実施するのでは全く趣が違うし意味も変わってしまうから心の底から楽しめるモノじゃないだろうなあ、というのが「泥んこシーン」だ。69年には雨が降って誰が始めたかの「泥んこ遊び」が、94年には親父達だけじゃなくて俺たちもやりたい、とでもゆーよーな「泥んこ」で、それはそれで良いのだが、人の後をよく平気で真似が出来ると呆れた。けど、それも時代だ。すでに面白いことは違い所に行っている。
1994年のテレビ生中継では、放送局には69年のウッドストックライブを見た成毛シゲルさんをはじめツノダヒロ、パンタなど70年代初頭に活躍した和製ロックのパイオニアが揃って視聴者と一緒に見る趣向だったけど、これも日本的な見物の一種だったんだなあ。
70年に空き地だった新宿のフェスでフライドエッグを見た。高校生だった高中正義がベース。ツノダヒロはその後浅川マキのバンドで見たし、和製ジミー・ペイジとしてはかなり良い線いっていた成毛さんももういない。