日本列島

日本列島夏本番、と言うより五輪花満開の方が今年を表してるかな。いつもは夏になると「終戦記念日」「甲子園」「日航機墜落追悼」というキーワードが日本人的な夏をイメージするがそれを打ち消す感じの五輪だった。
今年は仕事の合間に本格化した水彩画もいろいろ試しているので来年には少しは形に出来るかも知れない。まだ趣味のレベルなのがナカナカ進歩しない。やっぱり若い内にちゃんとやっとかんとダメだなあ。色の使い方やタッチは幼稚園からのクセはまだ残っている。それはそれで良いけど、それを乗り越えないままだったなあ。またまた、この夏の大きな課題だ。
合間の合間に名画見。今日は熊井啓監督作「日本列島」1965年作品。宇野重吉主演作。巨大な闇世界を暴く戦後の大問題作だ。グイグイ引き込む手法にも、黒澤映画の様な舞台演劇的な大仰さはなく静かな激しさがある作品だ。映画を仕上げていくにはこういうのが一番難しそうだ。