何年前からだろうかなあ、映画は最近＜古典になったのは。IMAXの3Dの「アバター」も立体感に感心したし、完成度も凄いんだけど、結局は「凄い」だけでもう一回見たい映画じゃあない。それに引き替え、今年やっと見た数十年前のモノクロ映画「12人の怒れる男たち」はあれから何度見ただろうか。印象的で美しい画面と映画的なレトリックにグイグイ引き込まれる。映画制作の現場に凄い人達が集まっていた時代で観客もレベルが高かったのだと推測できる。
今だとタイトルは「怒男（イカメン）」か？好きでも無い人を呼ぼうとするからこういうタイトルになる。好きそうな人にキャッチされない。結構大事だよ映画のタイトル。
