Joe Jackson



ジョー・ジャクソンって数枚持っている程度でチャンと聞いてこなかった。ジックリとジャケを見ると、コンセプトに合わせたジャケ作りのセンスがある人だなあ、と思う。このジャケを参考に制作していたミュージシャンも多いと思う。よく打合せで出てきた。写真やグラフィックを見たり作ったりするプロセスが好きなんだと思う。で、音もちゃんと聴いた、そうしたら今までの印象と一寸違う。
音楽に対する真面目さと情熱が理解できるようになってきた。イメージでは「上手くやっている人」ってイメージがついてまわったので、自分としては面白味に欠けていた人だった。最近病気等で一時は引退し復活というのも知ったが、真面目さ故の病気ではなかったのか、と心配してしまった。
彼に申し訳なかったのだが、全盛期に来日公演があって、わざわざ買った前から2番目の席なのに、2曲目で出てしまったことがあった。仕事が急に気になりだし出てしまった。途中で出るのは、ニホンのバンドではよくあるが、海外のバンドではDavid Byrneの「レイモモ」バンドとPrinceのドーム公演の3回だけである。猛省というか、陳謝。