テツの道

新幹線300系の引退〜解体決定。「買いたい」の人もいるらしい。JR車両は地方に転売不可だというが、10年ほど前に行ったサハリン(a.k.a.樺太)ではJR車両がハンパなくバンバン走っていた。ロゴもそのままだし、中には知っている昔、乗った車両もあった。それは南武線なのだが、かつての南武線も山手線車両だったのを覚えている。ドアを入ってセンターポールがあるタイプ。座席は少なく立っているバージョンだ。山の手〜地方〜外国というテツの道。「線路は続くよどこまでも」でJR。
なんでも長野県では小田急ロマンスカー東横線やNEXの引退車両がバンバンらしい。重厚な鉄系ではこういった車両の老後も鑑賞のひとつなのだが、何だか妙な感じはする。サハリンとは言わないが、へき地で見ると「まだまだ頑張っている」とか思うだが、長野辺りで「天下り」で甘やかされた老後、みたいな違和感がある。
ここ最近のロボットのイメージにはかつての「先端」だけではなく、レトロ・ フューチャーも定番化していて、アニメのロボットも廃材から立ち上がるテーマも多い。宇宙開発も60年代がピークで今は実用稼働が主体だからなあ、仕方ない。
機械が出来上がるまでの技術のピークと「引退の図」に時代の変貌が見えるけど、本当に凄い技術は見えにくい。専門家の手の中にある。
DNA的に言えば、「人間は乗り物である。DNAはそれを乗り換えて生き残っている。」だとすると、人間は乗り物として新しいのか?古いのか?これは「哲」の道である。