ワクワク

24歳になる長男はジャズが好きらしく、22歳の次男は主にJ-POPで中学校の時に東京体育館ポルノグラフィティの年末ライブに行ってたりしたなあ。若い人は何を聴いているのか?の、断片はここから知る。40代半ばの家内の好きな音楽が意外なモノで驚いたり、もした。
ボクよりは屈折してない分だけ割に普通の人の聴く音楽に抵抗ないように思える。で、その「普通の人」っていう部分が逆に「くせ者」で、これはすごく厳しい。カッコ悪い音楽は聴かない。特に家内だ。最近は来月日本CDデビューのDjango DjangoなんかをYOU TUBEで聴いている。少し前まではTracey Thorn、Massive Attack。その前はBuena Vista Social ClubやSly and Family Stone、JBなんかを聴いていた。
我が家では日本の音楽を聴いているのはボクだけかもしれない。しかも、その音楽も、今や仕事関係だけでレンタルもCDを買うことも先ずない。
最近思うだが、日本で音楽を聴くというのは「外国に憧れる」のに近いと思う。「外国に憧れる」というのは、「旅がしたい」、ここでない知らない何処かに行く感覚。つまり「ワクワク」なんだと思う。
つまり、音楽はこの「ワクワク」がなければ聴かれない、ということだ。ボクもそうだ。日本の音楽にもっと「ワクワク」を。僕らが作るものも同じだ。もっと厳しくなろうなあ。