整理は魔法かスペースか

よく整理魔というが、何を持って整理をする人を悪魔系呼ばわりするのか。僕はひょっとしたら作るより整理する方が好きかも。整理家と言っても良いかもしれない。本を整理している時に見たりするのは、本の一番楽しい見方だと自信を持って言える。作っている時はすごく集中する方なので、整理に関して作っている時は全く考えないけども、すぐに資料が出てくるような現場にならないと嫌なので常に整理する。本などはどういう順番にして整理するかが、課題であり、好きな時間である。
NDCでは、デザインのための資料図書室があって整理術を正式に習得した係がいる。僕が在籍していた時にはちょうどOさんという創立期からいる大先生がいた。ラフデザインを作るための写真資料は確かに役立っていた。
作家の立花隆さんは所蔵の本を整理出来るビルを建て資料整理のプロを雇うために1000人以上の候補から友人にも参加してもらい面接した、というし、その顛末自体も本になっている。本を意味のある残し方には相当の力が必要になる、ということだ。
我が家には、(1)ビデオ(DVD/HD/VHSにBETAもまだある。)(2)レコード(CD、LP、DAT、MD、HD等)(3)本と(4)雑誌、(5)漫画等を収納しているスぺースは移住のためのスペースよりも断然面積がかさんでいる。予め建築する時に収納のための小部屋を作り、分けていて、それらを順繰りに探すのは楽しい。
これからHDに保存しているモノは、ファイル名や項目化をキチンとすればかなり楽になるはず、と思っているが楽しいかはわからない。
手塚治虫コミックだけでも400冊以上ある。長男と次男で選ぶ作品が違うのがわかると、これは結構整理家としては嬉しいのだ。