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1月に依頼された映画宣伝制作も公開を待つのみになり、3ヶ月かかったCDジャケット仕事も完了し、これから探求する(仕事の)テーマは、先ずは「水中撮影」次に「長い歴史を箱に詰める」と「価格ではないコストにあった形」に「病気に倒れた40年来の友人の支援方法」など。仕事場周辺の環境も見直さないといけない箇所が多々あるし、他にも税金の取られ方や使い方にも大いに不満や構想も大いにある。先日ニュースを見ていたらロンドンの街角で自分と同じくらいの女性が話していた。「こういう時代に無駄遣いをしないで、使う時に使う蓄えがないと楽しくない。つまらないモノや単なる流行モノは買わない。もっと賢くなりたい。」というようなことを言っていた。全く同感。何に目的を定め、有意義に生きていくことに自信を持つというのは大変だ。特に好きなことをやり続けたいと思えば相当な根性がいる。ボクが信じるミュージシャンには相当な根性が入った人がいるが、ラッキーでなければ根性は発揮しない。だから、「オレは大変なんだ」という顔をしたくない。確かに充分に大変だったけど、それ以上にラッキーだった。笑顔でラッキーを呼び込むというか、それが唯一の自分に才能だと思っている。
自己分析をするために文章を書く場合がある。これはヨコオさんから教えて貰ったのだが、書いていると、自分が他人に思える時があって、「こいつは面白いなあ、ああ、オレか?」って、確かに面白い。クロサワさんも「書くのが大変だって?そりゃそうだ。でも創造は記憶だからヒラメキじゃあない。見たり聞いたり描いたり触ったりした記憶を遡って書いている。一瞬で蘇ってくる。ヒラメキっていやぁヒラメキかもね。」この人も面白い。仕事ってこうやるんだなあって思う。
今は水中に潜っている「夢」をみることしばしば。昨日も見た。カラーだった。