知らなかったよ

Emerson, Lake & Palmerの「展覧会の絵」は公式には3枚目のアルバムだが、記録されたのは2枚目よりも前で1970年頃。1984年にビデオ「展覧会の絵」が出ている。演奏風景はレコードよりも前の時期で、まだアレンジが固まっていない頃で、貴重といえば貴重。しかし、ビデオとしてはの内容は結構メチャクチャで、先ず表記された曲は4曲なのに1曲しか入ってない。それに途中からエフェクトがやたら入ってヤケクソ気味。加工の仕方は70年代風。アメコミの切り抜き多用、というトンでもない「マガイ物」。でも、若い彼らの勇姿と熱い演奏は見物。小さなライブハウスはサイズで言えば川崎クラブチッタくらいか。フルで「展覧会の絵」が40分入っているから許す。が、問題はここから、演奏が終わって、見たことのない映像がいきなり飛び出してきた。今まで何回か見たのに全く気づかなかった。アニメが2本。ひとつは「Animal Kingdom」というディズニー風動物アニメ。約8分。イギリス物と思われる。続いて人形劇「Skittle Tales」という、日本で言えば「ひとみ座」(ひょっこりひょうたん島)にそっくり!どっちが先だかわかんないけど、とにかくクリソツ。人形劇は好きなのでこれはコレクションに入れておこう。
この海賊ビデオVHSビデオ(?)は、テレビの番組をビデオにしたシリーズだと思う。昔は結構あった。オマケのアニメはティーンエイジャーへの教育的な意味をこめて、作品の意図とは全く関係なく組織の考え方で付けられた様な感じ。見た感触あり。少しずつ思い出してきた。そう、かつてイギリスに行ったホテルの部屋で見たBBCの雰囲気とでも言うか。NHKより堅い味気ないのが好きな役所ぽい感じは今では考えられないから逆に面白い。
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