世の中と自分と、世の中の自分

かつてアフガン戦争の時の子供の絵の研究についてのテレビ番組は忘れられない。戦時中、モノクロだった子供達の絵が、平和になってくるとドンドン色が多彩になってくる、という。素直に出てくる感情は自然だ。自然の現象だ。世の中「へそ曲がり」とか「天の邪鬼」とかも良いけど、大きなストレスの中ではこういう小さな感情は消えて飲み込まれていくと思う。
最近の音楽の傾向にもそれを感じる。今、ボクの周りで感じるのは、薄い透明な色が多い。80年代がハイコントラストに見える。服なんかにも現れる。その時その時人の感情が何かを受けて表現しているもの。中に全く変わらない人がいる。
最近、絵を描いている。知らない力がボクを通じて出てくる。コントロールしない方が面白い。「下手」の方が「上手」より面白い、って自分に誰かが教えてくれた。今まで一所懸命頑張って上手くなろうとしていたけど、下手な方が後で見て面白いと思うような「絵」がいっぱいある。絵を描く「コツ」がある。1.先ず、すぐに描けるように画材・紙などを出したままにする。2.考える前に先ず描く。3.描いていると最初に思っていた何かより先に行ってしまう。4.飽きたらすぐに止める。となっているが、先に言ったのと同じだけど、つまり人が何かの受信機になっているような感覚。だから、モノクロになっている時はある種の方向性を示しているかもしれない。

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そこんところひとつヨロシクです。