original ’great’ Love

渋谷AXでのOriginal Loveのツアー最終日を見に行った。自分がグラフィックで関わっていた1999年から11年ぶりに見た聞いた演奏は前を遙かにしのぐ凄いものだった。ギターを弾きまくっている田島貴男は時にサンタナ、時にバディー・ガイであった。鍛えてスリムになったと見える身体から放つ歌もよりパワフルになっていた。ヒット曲満載のベスト選曲的な流れの反応より、常に新しい音楽の神髄を聞かせる方がより皆を喜ばせるということを、ファンとやり取りできているところが良い。大仰なブルースナンバーからスマートで都会的な真骨頂ナンバーのどちらをやっても煩雑にならず一本筋が通っている。11年ぶりに楽屋であった田島さんは変わりなく接してくれて嬉しかった。凄く元気になった。壮快だ。今度は友人達をライブに連れて行かねば。ビックリしたことがひとつ、ドラムがシータカさんだったこと。(佐野元春 with The Heartland~Hobo King Bandの古田たかし氏)彼がデビューしたのは、カルメン・マキとオズで高校生でプロだった。