Michael is Great is Michael is Great

前にチョイスした「ウィズ」(1978年)に対して。教えてくれた人がいて、早速入手し見た。が、2時間以上は怠い。1時間少しにまとめれば現在形として見れる、と感じた。マイケル・ジャクソンもまだ20才。ビッグになる前で、気安く参加してる感じがとても良い。この前に1988年の映画「MOONWALKER」も見たが、こちらはスーパースターの記念碑的なコンセプトが全面に出てしまっていて、コマーシャルな臭いがウルサイ感じ。が、密度の濃い凄い作業に圧倒される。ついでにアルバム「オフ・ザ・ウォール」も引っ張り出して聴く。クインシー・ジョーンズ制作だしメンツも凄い。登り調子になりつつある感じが今聴いても感じる。更に調子を出してかつてアメリカの友人に録画してもらった「Motown25」のビデオも見てみる。始めて「ムーンウォーク」を披露し、不仲と言われたジャーマイン・ジャクソンとも共演を果たす。田中康夫氏が翻訳したマイケルの自叙伝本「MOONWALK by Michael Jackson」(1998年)と合わせてみると、この10年のマイケルは凄い。誰にも真似が出来ない歴史上の人物と同時代を生きている、と実感する。