Bill Nelson again


ビル・ネルソンの1980年の7インチ・シングル「rooms with brittle views/dada guitare」のジャケット表裏。音とグラフィックが一体化した作品で、1981年の仮想サウンドトラック「Das Kabinett/Dr,Caligari」に通じる彼のキャリア中最も魅力的な時期だと確信する。
1982年の名盤「The love that whirls」や1983年「「Chimera」を聞いて彼の圧倒的な音の圧力に惚れた。が、僕の周りの、割りと音楽趣味が近い人も<ポップさが中途半端な感じ>がする、と言って評価する人が少なかったような気がする。彼にまつわる記事の中では重要とされるバンド時代のBe Bop Deluxeの作品は最近聞いたが、思い入れがなく入り込めなかった。