Out of this world


正統派レコード集めの概念をここでハッキリさせたい。(苦笑)SP盤集め、歴史的学術的音楽研究課は別として、ポップ音楽でのレコード集めには2種類いる。一つは好きな音楽を集中して集めている結果60年代〜70年代という時代に突き当たり音楽の主たる録音メディアだったLPを研究しているタイプ、もうひとつはグラフィック(ジャケット)と音楽の調和に視点を置いて音楽を捜しているタイプ。
前者に85年以降もしくはCD登場以降の「あの頃は良かったに違いない」を、後者には中学生〜高校生時代が不遇だったトラウマが関連している、と感じる。
前者は出来るだけ幅広く集めたいと思っても似たようなジャンルを彷徨う。後者はCDの紙ジャケでも満足できるタイプが自分的には不可解な存在だ。
「音楽」が好きな人は、基本的にどんな「音」でも自分の波長に合えばどんな音楽にも興味を持ち、意外な音にブチ当ることがある。
前置きは長かったけど、今回の画像みたいな物にも興味が合って、つい手に入れちゃう訳ですが、肝心なことは同じ意識も「作り手」の存在。「こういうのは面白いよね」ってジャケットが言っているんですよ。ホント。