Atomic Movie for boys and girls


映画「アトミック・カフェ」の劇場売りパンフ。32ページ/A4サイズ/中綴じ/400円/アトミック・カフェ事務局編集&発行/監督&制作:ケビン・ラファティ(34才)、ピアース・ラファティ(29才)、ジェーン・ローダー(30才)/1982年アメリカ映画/1983年日本公開
サントラを聴いてみると陽気なカントリー調で内容の重大性さとの対比がハイコントラストで、映画のテーマの「原爆へのあまりの無知さに手を付けられない」を放心状態のまま投げ出している感じ。
いろいろな時代の解釈が重なっていくと、映画としては資料的な意味合いの方に重点が置かれ、「制作当時の狙い」がボケてくる。「コーラを片手に原爆見物」「ヒットラーと同盟を結んでいた悪の枢軸には効いても正義には大丈夫」という若者たち(制作者)の会話の一部が映画になっている感じ。