Small Apple


1991年にリリースされたアップル・レーベルのCDの4曲入りEPである。今でいうマキシ。内容は、1.Those were the days_Mary Hopkin 2.That's tha way god planned it(part 1& 2)_Billy Preston 3.Sour milk sea_Jackie Lomax 4.Come and get it/Badfinger
レーベルマークを模した変形カバーで発売。Art workはArtful Dodgersと表記してある。聞き覚えの無いデザイナーで、想像ではメーカー起用のオリジナルを作った経験の少ない業者かと思われる。
この頃(91年)は、CDに関しては、何でもかんでも出ていたころで、こういった形体も採算以前の勢いリリース物(に違いない)。
ビートルズを知っている人ならこれらの曲がどんなものかは知っていて、懐かしいから&ジャケがリンゴ型で面白いからというのが「売り」でまんまと買ってしまう、という図以外の根拠なし商品である。
事実、このジャケには何の愛情も感じない。観念的な記号をアッサリ形にしただけで、音楽を愛してデザインを愛している人の仕事ではない、残念ながら。
しかしながら、こういう物は面白い。もう、こういう形体はビートルズ関連とは言え、大手メーカーでもなかなか難しいだろう。(ヘタがすぐに壊れた仕様は今は絶対に作らない)
このブログを見ている海外の(特にイギリス?)若いデザイナーで日本語を読める人は、肝に銘じること!ってちょっと難しい?