談志の言葉は道しるべ也
「現実は正解である。現実は事実だ。」
酒場で現状を嘆く酔っぱらいの愚痴のピンぼけ具合に「喝」を入れたい心境になった家元か。
「修行とは矛盾に耐える事。」
誰かに就いて一方的な服従関係に耐える。理不尽な事の連続。5年やり遂げた者と、そうでない者とは違う。5年程だと「断崖絶壁で落ちそうになった時に作戦が練れる」可能性あり。
以下は説明不要かと。
「バカは火事より怖い」
「酒が人間をダメにするんじゃない。人間はもともとダメだということを教えてくれるものだ。」
「文化レベルの低い所ほどこういう立派な会館建てるんだよな。」
年末は「談志」を聴きまくろう、か。

現代落語論 (三一新書 507)

現代落語論 (三一新書 507)