年明けから、「災難なのか転機なのか」みたいな事が目白押しであった
その1。約10年ぶりに風邪をひいた。最近の医学会では「正式には風邪と呼ぶのは伝染するウィルス性で、喉の腫れ、咳、熱の3点セットが同時に疾患である。」ということらしい。勝手に決めてもらっても困るんだ。鼻水&熱だけでは、病院に言っても問診で薬が出るだけ、という差別に近い区別をされる。でも、気分転換になったし、身体から定期的に熱が出るのは悪い感じはしなかった。でも、3週間は長いかった。

その2。スマホが不明。やや、洗濯機に沈んでいた。なので、初ガラ系に乗り換え。使ってみると、自分にはスマホより合理性を感じる。人よりパソコンの前にいる事が多いので、メールやネットは外出時にはあまり使いたくない系。ワンセグや、Bluetoothがあれば充分。

その3。自動車で京都に行った。思ったよりあっという間に着いた。新東名〜東名阪(ひがしめいはん)道路経由はかなり短縮。1時間は違う。調子に乗って四国の友人に電話したら、「大阪から先が長いんだ。辞めとけ。」だったけど、四国には是非、車で行きたい。丸亀の猪熊美術館や瀬戸内海の美術巡りに横尾先生の西脇に行って、一気に先生巡礼の旅にして、植田(正治)先生の写真館のある鳥取に行き、日本海を沿って天橋立経由で、一旦京都に寄り、錦市場で寿司食べて、ついでだから帰りには金沢美術館とレコード博物館にも行ってみよう、という風邪で妙に明るくなってアイデアが出て来てもう大変。

その4。銀行で様々な種類のやりとり。銀行がとる態度は90年代から大きく変わったなあ。(昨日の池上彰さんの番組見て更に納得。)銀行は今や人の「イヤな面が見える現場」だな。銀行に限らず郵便局も司法書士も、区役所の人も、警察も、昔とは同じ様に出来ないんだろうなあ。あまりの理不尽な態度に同行者が大声で怒鳴ったら、急に態度が変わった。「銀行員が教えられない方法」も「勘の良い人なら気づいてますがね」と偉そうに言っていたのが笑えた。結局は、「裏道」には行かず、ウエブで簡単に済ませた。しばらくは銀行窓口には行かないだろうなあ。これも1週間ほど忙殺。

その5。FBを3年ぶりに再開。理由は友人の死だった。今じゃ、メールやファックスではお知らせが来ない事がわかったからだ。で、少しの間見ていたら、沢山の知り合いが何をして何を食べているか、とか「とるに足りない日常」満載だった。15年前に某大手ウエブサイトで「食べたもの日記」を書いていたが、「自己満足共感要求日記」が一般化したと思うと責任重大だ。FBもそろそろかなあ。

追記
次男(24)がバイトで貯めたお金で一人で欧州旅行。旅券の手配等全てヤツが仕込んでから日程を教えてもらった。「こずかい」はやらず成田まで送ってやる。FBでフランスで幼稚園時代の友人と一緒なのがわかった。いわゆる「観光」気分じゃないところに、小さい頃から何度か行っている強みがあると思った。はた、と気づいた。自分と同じ様な転機の時期なのかヤツも。

図版(上)
ラーメンと言えば大井町「永楽」という人は地元の人くらいだろうけど、戦後70年生き続けてきた味は、東京の味の一つだと思う。なにしろ辺り一帯も戦後の雰囲気が未だに残っている、というのはひじょ〜にきちょ〜だ。