佐久間正英さんが「末期がんで脳腫瘍で手術」というニュースを見た。昨年、某ライブで見かけた時には全くわからなかったけど、その時には既に病魔に冒されていたんだろう。
佐久間さんは、ボクが仕事をして始めて会ったミュージシャンがThe Plasticsというバンドで、そのメンバーだった。The Plasticsというバンドは、いわゆるグラフィック業界の人達がノリで結成したバンドだ(凄い!)。そのノン・ミュージシャン・バンドの唯一のミュージシャン(担当‥ベース)だと聞いた。後のメンバーはイラスト(ボーカル/NTさん)・デザイン(ギター/THさん)・スタイリスト(ボーカル/SCさん)・文章家(担当楽器不明(過ごすぎ!)/STさん)。この方達とは何らかの関わりがあったのだが、佐久間さんだけは会った事もなかった。佐久間さんは今では、GLAYジュディマリBoowy、などのプロデューサーとして有名なんだけど、サウンド的にはボクの興味とは違っていたので、特にこちらから近づいた事はなかった。
でも、こういう「仕事を沢山している人」「ミュージシャンからの信望が厚い人」は、仕事が出来る人なんだろう、と思う。
一回だけ会う機会が会ったのをつまらない理由で断った事があった。GLAYの撮影でアイスランドロケの最中にTAKURO君と話してて「ブルースハープやるんだったら今度スタジオでセッションしましょうよ。」で、日程迄決まっていたの断った、の時だ。いい加減な話で今でも後悔している。その時のプロデューサーが佐久間さんだったので、会ったら、The Plasticsの世界ツアーの話や、元「四人囃子」のメンバーだから、基本はプログレだからボクが学生時代にKing Crimsonのファンクラブ会長だった話を、しようと思ってた。何かと近くにいた人なんだよね。回復を祈ってます。