カメラマンで喋りと絵が上手い大先輩

カメラマンの浅井愼平さんが出演している「サンデーモーニング」(TBS日曜)は浅井さんが出ていると見ちゃいます。文化以外にも造詣が深く、的確。政治にもちゃんとコメントできるところが凄い。中々言えるもんじゃない。しかも、現代人として、視聴者側の視点、など人間としての大きさを感じます。ホント勉強になってます。ボクなんか普段言っている事もチグハグなのに、テレビなんかだったら、普通の人はわからないんじゃないだろうか。そこいくと浅井さんは凄いなあ。
昔、テレビ関係の友人に面白そうなコメンテイターをやたら探している人がいて、知り合いの若い広告プロデューサーを無理矢理「カノッサの屈辱」という番組に出した。言っちゃ悪いが、「しどろもどろ」であり、テレビ向きじゃなかった。後でその話をハッキリ伝えたが、彼はそれっきり、なんてこともあったなあ。
やっぱり、浅井さんは凄いんです。かつては「九月の珊瑚礁」という絵本を出版してイラストにも挑戦し、結構な話題にもなった。そういえば「Island」という写真集もあったなあ。その頃浅井さんは、いわゆる「南指向」で数日休みが取れるとすぐに「島」に行っていたらしい。ボクもサイパンの小さな食堂で会ったことがあり、すぐさま持っていたカメラで浅井さんを撮影した。浅井さんは「やるねえ」って言ってくれたんだけど、後でカメラを壊して写真にはならなかったんだ。それを時々思い出すし、その時一緒だったボクのボスが亡くなったのを浅井さんはご存じなのかな?、と「サンデー」見ていると連想ゲームみたいに巡ってしまう。