モハメド・アリのリスペクト映画


モハメド・アリと戦った10人のボクサーの証言映画「フェイシング・アリ」が8月25日に公開。アリはかつてカシアス・クレイと名乗っていたがマルコムX公民権活動家の影響もあって改宗。勇気ある活動に奇抜な発言で大いに楽しませてくれたアメリカのヒーローの1人。明言も多い。ボクが好きな逸話は「オリンピックで金メダルとっても何も変わらなかった。メダルを川に投げて捨てた。」その後、メダルをもう一度アリに、という話だ。
そう、彼はオリンピックの金メダリストなのであった。彼と戦った10人のボクサー達がアリについて語った映画が「フェイシング・アリ」。(8/25公開)この10人も1人ずつ映画に出来るような「苦労の大物」であるからして、「濃い口純度高し」。
今のところで、一番印象的だったのは(ロンドン五輪の話)、柔道金メダルの松本薫さんだ。あの試合前の形相は久しぶりに見た野獣系で、最近だと相当に希少価値のあるタイプだ。あの位じゃないと金は取れないを実証した。「金」はアリ(ボクサーの事)と同じくらい圧倒的な存在が軽〜く取っちゃうじゃないんかな。それを見れるのがオリンピックなのであろう。
残念なのは、日本人が出ている競技しか放送しないこと。ボートや円盤投げなど面白そう。そうだ、話題になった10種競技はライブじゃなくても見れるのかしら?
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