アフリカの音楽

アフリカの音楽にふれた最初は、Brian EnoTalking HeadsDavid Byrneが「Remain Light」がグワングワンとなり始め、パリでワールド・ミュージックが流行りだした頃か。世田谷美術館ブルンジ大太鼓団が来た時か。アートでもムパタが流行りだして洋服まで出てきた。
実は義理の弟が某演歌大御所歌手のKSのマネージメントをやっていて、その人(KS)が招聘したKing Sunny Ade代々木公園ライブに招待券くれて最前列で見た時の衝撃はドエライもんだった。フランス人のマルタン・メソニエのプロデュースの悩みが理解できはじめた。現地っぽさと西欧っぽさの間の揺れの中で作っていた。西欧っぽいアフリカに飽きてネイティブな感じに浸透、一つの到達点みたいな「黒い大統領」Fela Kutiにハマる。ロック以上にロック、James Brown以上にソウルなFela Kutiの素晴らしさは、日本の音楽シーンに浸透するには随分遠い感じ。
最近はFela Kutiを再認識しつつもコラ奏者、トゥマニ・ジャバテを聴いている。コラはアフリカのハープで、以前パリ取材で生演奏を聴いてから惚れ込んでいた。ボクも愛聴していたCDが昨年のグラミー獲得。
http://lesoiseaux.co.jp/kora/